普及啓発

令和元年11月21日(木) 京都テルサにおいて浄化槽に関する講習会を開催いたしました。
講習会で実施したアンケートの結果を掲載いたします。

Q1.講習会の問題点
・法改正の講義の内容をより詳しく説明頂きたかった。

Q2.今後の講習会希望、希望テーマ

1.浄化槽の構造について初心者でも理解できるような研修会を実施して欲しいです。
 浄化槽業務の担当になったので勉強できればと考えています。
2.講習2のような実務に基づいたテーマ
3.モアコンパクト講習会
4.浄化槽法改正について 再度細かいところを
5.トラブル事例その対応策 再度
6.新型浄化槽の機能について
7.冬期の維持管理についての事例
8.清掃後もすぐに水質が悪化する家庭の水質調整について
9.清掃・点検の技術的な講習会
10.型式別の浄化槽の調整及び留意点などの各会社の対応
11.清掃の仕方
12.今回のようにトラブル事例と浄化槽型式を紐付した講習を希望します。
13.全体に実務的なもっと内容が濃く現場で使用できる内容が良いです。
14.浄化槽管理の手法について希望します。
15.PHが低くなるような浄化槽の対応策
16.今後の浄化槽の展望など


Q3.今回の講習会へのご意見・ご質問

17.公共浄化槽制度の実施について都道府県や市町村に制度実施義務は無いのでしょうか?
18.講演会資料はカラープリントでの配布を希望します。
19.国から示される浄化槽台帳に必要な情報について、市保有の台帳においても把握できてない
 項目があると思われます。市台帳の精度も100%ではない状況で、市に於いても情報の把握に
 不安を抱えています。
20.講習2については業者向けの内容であり行政職員には難しかったです。悪臭苦情の対応
 (対使用者や苦情者)について、どのようなアプローチをすればよいかについても是非テーマに
 して頂きたいです。
21.もっといろいろなトラブル事例の解決方法
22.保守点検・清掃・法定検査におけるトラブル事例とその対応策について 再
23.トラブル事例良かった。
24.講習2が面白かったです。
25.トラブル事例の件に関しては参考になりました。
26.法の説明と現場でのトラブル事例の組み合わせでバランスが良かった。
27.トラブル事例は大変参考になりました。
28.府水環境対策課長のお話が分かり易く理解に至りました。
 後段の技術的なことは分かりにくかったです。時間が足りていないかもしれません。
29.今後も継続して開催して頂けると良いと思います。
30.法改正後の浄化槽台帳の項目としては、具体的にどんな項目でしょうか?
31.浄化槽台帳の情報収集に、保守点検、清掃業者は関わりますか?
32.低負荷流入による水質悪化の代表的な状態はどうのような状態ですか?
33.ありがとうございました。勉強になりました。
34.有意義な講習会でした。
35.本日の講習会有難うございました。法改正の内容はとても参考になりました。
 みなし浄化槽をなくしていく動きはなかなか難しい現状なので浄化槽への切替えや下水への切替等
 さらに行い易い環境を整えなければならないと思います。保守点検のトラブル対策もとても勉強にな
 りました。様々な場合の対策を知る事ができ知識で分かっている原理をしっかり現場に落とし込むこ
 とが大切だと学ばせて頂きました。
36.トラブル事例に関する講習が非常に良かったので次回も是非お願いします。
37.法改正についてもっとはっきりした内容が聞きたかった。講師、スタッフの方大変お疲れ様でした。
38.有難うございました。
39.良かった。
40.トラブル事例をもっとして欲しい


Q3に対する回答
Q3-17.公共浄化槽制度の実施について、都道府県や市町村に制度実施義務はないか。

A.公共浄化槽は市町村の判断により整備されるので、義務ではありません。

Q3-30.法改正後の浄化槽台帳の項目としては、具体的にどんな項目か。

A.現在、環境省が浄化槽法改正に伴って改正する予定の省令案についてパブリックコメントを実施しており、その中では次のような内容を記載するとのことです。
 京都府の台帳の具体的な内容としては、今後検討します。
 ・ 設置届出年月日、浄化槽の種類その他の設置に関する事項
 ・ 使用開始年月日、休止年月日その他の使用に関する事項
 ・ 保守点検の実施状況に関する事項
 ・ 清掃の実施状況に関する事項
 ・ その他浄化槽の管理に関し参考となる事項


Q3-31.浄化槽台帳の情報収集に、保守点検、清掃業者は関わるか。

A.保守点検・清掃に関する記録については業者の皆様に提供をお願いする可能性もありますが、その場合の具体的な時期や手段に関しては、今後検討します。

Q3-32.低負荷流入による水質悪化の代表的な状態はどうのような状態ですか?

A.低負荷流入条件の浄化槽でみられる水質悪化の現象は、「透視度の低下」、「BODの上昇」、「pHの低下」となります。

「透視度の低下」および「BODの上昇」
⇒生物膜の付着が不十分であると、生物処理に必要な生物量が保持できていないため、十分に処理が進まない。過負荷の浄化槽のように極端に水質が悪くなるわけではないが、BODが80mg/L程度になった事例もある。

「pHの低下」
⇒使用頻度の低い公衆便所や公民館等でみられる現象。便所排水の流入比率が高く、かつ、低負荷運転条件であると、硝化反応は進行するが、水素供与体不足で脱窒反応が不十分となり、槽内水の硝酸濃度が高くなるためpHが低下する。

回答者:京都府、(公財)日本環境整備教育センター



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